終活はなぜするのでしょうか。
終活なんてしなくてもいいと思われる方もおられるかも知れません。
しかし、人生において、もしもの時はいつやってくるか分かりません。終活の必要性についてお伝えします。
人生はいつ最期を迎えるのか誰にも分からない
女子アナの有賀さつきさんは50代前半という若さでこの世を去られました。
家族にも両親にもご自身が病気である事を伝えておられなかったそうです。
痩せているという質問に対しては、ダイエットなどと言って周囲に心配をかけない様にされていたのだそうです。
人は誰しも自分が死んだ時の事、死んだ後の事まで考える事について、面倒だと思いがちです。
しかし、自由に死ねたらそれでいいのではなく、出来るだけ周囲に迷惑を掛けない事はもちろん、遺族に手間を取らせないように人生の最期を迎えたいと望まれている方も多いようです。
終活~生きる目標&身辺整理が同時に出来る
終活をすれば、今の地点から次のステップへどうやって進んでいくのかという自問自答と共に、財産はじめ身辺のアイテムについての確認や整理も出来るようです。
特に財産については、ご自身もうろ覚えなのに、遺族に分かるはずがありません。
さらに葬儀形式や納骨の方法などについては、ご自身でさえ分からないという方もいるのではないでしょうか。そんな時は葬儀会社にご相談されるのも1つです。
エンディングノートを活用
いきなり終活をしなさいと言われても、何からしていけばいいのか分からない方も多いはずです。
そこで便利なのはエンディングノートです。
エンディングノートは普通のノートではなく、終活の内容が盛り込まれたノートになっているようです。
そのため、エンディングノートを有効に使えば、終活を順序立てて効率よく進める事が出来そうです。
エンディングノートは暗いものではない
エンディングノートという名前から推測すれば、人生の終わりという暗いイメージを持ってしまいがちです。
しかし、エンディングノートを書き終えた方の多くは、周囲の人への愛情が深まった、自己反省する事が出来たなどプラスの面が多いようです。
実はエンディングノートは、お金や物の整理だけでなく、時間、人の整理も出来るのです。そのため、エンディングノートを書き終えた後は、スッキリするようです。
遺族のためでなく自分のための終活を
遺族のためと思って終活を実践してしまうと、いつのまにか重い気持ちになってきたり、恩着せがましくなってしまいがちです。
終活は自分のためにすると決め、取りかかる事も、明るく書き終えるためのポイントだと言えそうです。