公営斎場は民営斎場よりも安く葬式があげられる会場です。しかし、公営斎場では葬式ができない日があります。
いつが公営斎場で葬式があげられない日なのか、またその場合の対処法と共にお伝えしていきます。
友引が休日である理由
公営斎場のほとんどは、友引が休みとなっています。友引の日に公営斎場で葬式ができない理由は、従業員のためだと言われています。友引と仏教は関係がないからです。もともと友引は中国の六曜から来たものです。六曜は暦で運勢を占う手段です。
友引は六曜の中で、いい意味でも悪い意味でも人を巻き込むという事から、葬式を友引にするのは良くないという事に繋がったようです。従業員にとって、友引を休日にするのが良い理由は6日に一度くらいのスパンであるので、週休制と同じような休暇を取る事が出来るからです。
日曜日を定休日としている公営斎場もある
公営斎場によっては、日曜日も友引と共に定休日としている所もある様です。週休2日制の導入なのかも知れません。しかし、金曜または土曜日にお亡くなりになられた方の遺族としては、通夜または葬式と火葬が出来ない事に繋がります。
さらに月曜日が友引なら火曜日に通夜という事になります。さらに死去された人が多かった場合、満員と言う状況になり、ますます延期をしなければならない事に。
霊安室があるから安心?
公営斎場には霊安室があります。そのため、暑い夏などはご遺体を霊安室に安置する事もできる様です。一週間くらいまでなら安置はできる様です。
安置料は1日あたり4千円くらいから8,000円くらいまでです。その市町村に住民票を置いていない場合、高くなる可能性があります。
電気点検や床清掃のために連休となる場合も
市町村によって違いますが、電気点検や床清掃のために臨時休業で3日連続などの休業となっている事があります。
その場合は葬式ができない日となりますので注意が必要です。もしもの場合に公営斎場を利用する時は、まずはこちらをチェックしておきましょう。
・友引が明日、明後日に入っていないか
・日曜日が休館日となっていないか
・臨時休業がないか
確認するためにも、まずは公営斎場に問い合わせをする事がポイントです。ホームページのお知らせに書いてある事もあります。4日以上死去された日から間が空く場合、公営斎場の霊安室へ移動されるのが良い様です。