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放置は短命につながる?終活の整理はいつから?ポイントご紹介

終活と聞くと、なんだか遠い世界のような気持ちになりがちです。しかし、自然災害など、ここ数年はまさかと思う事が起こることもあります。
自分がもしものことがあれば後片付けをするのは遺族です。遺族視点で終活の整理を進めていくポイントをお伝えします。

フリマサイト~エンディングノートとは別の資産整理方法を
エンディングノートは自分の資産から人間関係まで持っているものを整理するためのノートのことです。今回はエンディングノートは使わずに、荷物の整理にポイントを置き、フリマサイトを活用する方法をお伝えしていきます。

いきなり荷物を移動させるのは困難?目標を持つのがコツ
いきなり整理を始めようと思っても、物置の奥に埃まみれになっている重たい荷物を引っ張り出してくるのは大変です。しかし、ある目標を持つことで、とんでもない馬力を発揮できることがあります。
その目標は、フリマサイトです。1日1点フリマサイトに掲載することで遺品整理につながります。ここでのポイントは売る事だけではないという点です。あくまで自分の資産の整理のための場所だと思うことです。もちろん、売れるだろうと推測される商品なら、値段をつけるのもいいでしょう。

1日1個の掲載で365点の荷物が整理できる
1日1個、荷物をフリマサイトに掲載するだけで、365点の荷物が整理できることになります。ここでポイントがあります。

・フリマサイトに掲載できないもの:資産価値がないもの
→それでも置いておきたいもの、それならいらないものを振り分ける
→いらないものはまとめてダンボールにつめて2年ほどおいて置く
→再利用などの必要がなければ、そのまま燃えるゴミ、燃やさないゴミにわけて処分

・フリマサイトに掲載したいと思うもの
→年数が経過するにつれて、いらなくなれば価格をつける。売りたくなければ下書き保存にしておくことで、もしものことがあった時の荷物一覧表になります。それをそのまま遺族に引き継ぐことをすれば、遺族の荷物整理の手間が省けます。

掲載分の荷物と向き合うことで気持ちの整理につながる
自分が大切にしていたアイテムと、フリマサイトに掲載する時に向き合うことで、懐かしさと共に要不要の判断はもちろん、棚の掃除も出来ますのでかなり整理出来る事につながります。

面倒だと思う場合の対処法
フリマアプリなんて、面倒だと思うかも知れません。その場合の対処法があります。

・生前から自分の荷物について、遺族に必要かどうかを確かめておくこと
自分にとって重要なアイテムであっても、遺族にすればただの荷物だと思うこともあるでしょう。そのために、自ら生前に小さなフリーマーケット的な事を開催するのです。
そうすることで、訪問に来た家族に掃除を手伝ってもらうこともできますし、みんなで手分けしていらない荷物をまとめることもできるので、面倒具合が減るというわけです。
これ欲しいというアイテムがあれば、エンディングノートに書いておき、自分にもしものことがあれば受け取ってもらうことができます。

終活の整理ポイント~必要なものだけを持つことを目標に
誰でも、他人からみればいらないだろうと思われるアイテムでも大切にしておきたいと思うことはあります。しかし、一方でいらないものまで保管しているのも多いはずです。
3つのアイテムを本当にいる1つのアイテムに減らすだけで、気持ちも軽くなります。自分が死んだらどうなるのか見当がつかない状況のままでいると、持病が悪化し、短命につながるかも知れません。