格安でお葬式をあげる場合、案内状が必要です。故人がなくなり、遺族は悲しみにくれ落ち着きませんが、案内状がなければ通夜も葬式も参列する人がいなくなります。いつ案内状を送るのか、文面などの内容についてもお伝えしていきます。
訃報の連絡の仕方は?
訃報は故人が死んだことを伝えるための手段です。親族、葬儀会社、会社関係、ご近所などに連絡することになります。
親族の場合は案内状はいらない?
ハガキ、FAXなど訃報の連絡方法はいろいろあります。親族の場合、早い連絡がのぞまれるので、電話が一般的です。遠方の親戚にはより速い連絡をしてあげましょう。喪主、葬儀会場、葬儀会場の電話番号、行き先、通夜と葬儀の日程を伝えることが基本です。親族は3親等まででいいでしょう。
葬儀社への連絡も電話
葬儀社への訃報の連絡も電話でするようにしましょう。生前に決めてある場合、危篤のときに連絡すれば、寝台車でお迎えに来てくれるところもあります。通夜、葬式の日時を決めることになります。
会社への忌引きの休日依頼は案内状が必要
忌引きとして有給をとる場合、葬式の案内状が必要になります。もし、この地点で案内状が手元に無い場合は、死亡診断書でもかまわないようです。配偶者なら10日、両親なら7日、子供なら5日、祖父母は3日、兄弟なら1日が一般的な休日の日数です。
故人の会社関係にはFAXで案内状を送る
故人の会社関係には、FAXで案内状を送るようにしましょう。家族葬にするので会葬を辞退してもらう場合、香典辞退をする場合など様々な場合がありますが、とにかく連絡を案内状のFAXでしておくことが必要です。
ご近所への連絡は?
ご近所への連絡は、会葬辞退の場合も、会場を教える場合も回覧板になります。出席をお願いしたい場合は、案内状も添付しておきます。自宅葬の場合は、出席してもらいたいケースであれば、自治体へも連絡しておきましょう。
案内状の書き方
案内状の書き方のポイントはこちらです。
・喪主と故人の間柄
→弔電や香典の郵送をする場合に、相手が困らないようにしておきましょう。
・通夜と葬式会場の場所と電話番号
→高齢者はスマホやPCで場所を検索できない方もいます。その場合、行き方や地図もいれておいてあげましょう。
・会葬辞退の有無
→家族葬などで会葬を辞退したい場合などです。
・香典辞退の有無
→香典を辞退する場合も書いておくことがポイントです。
葬儀後の報告の場合は案内状でなくハガキ
出席しないことが分かっている遠い親戚などにも、葬儀が終わればハガキで報告しておくようにします。その際も、香典、供花などの辞退の旨を書いておきましょう。相手が贈るかどうかを迷うことを防止できるのではないでしょうか。