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葬儀はめんどくさい?そう思った時の対処法ご紹介

葬儀がめんどくさいと思う時があります。それは、故人の冥福とは別に、参列者への連絡、喪主挨拶、僧侶祈祷、お墓の手配、戒名、食事会などがあるからです。お葬式、実は無駄な面もあります。故人の冥福にしぼった合理的なお葬式にしてみませんか?

通知人数を最小限におさえてみる
会社関係、友人関係、ご近所関係を身内以外に加えると、100人以上呼ばなければいけません。香典辞退をしたものの、メール以外で故人の死を知り、かけつけてくれた人からの香典を断ることもできず、当日にリスト化し、葬儀が終えたあとも、香典返しなどで忙しくなります。これでは、故人の死の前から、めんどくさい葬式がやってくると思わざるおえません。
ですが、生前から故人と相談し、家族葬にしておくなど決めておけば、喪主挨拶、食事会、香典返しなどめんどくさい手続きは不要になりますので、かなり楽になりますよ。

生前葬と直葬で合理的な葬儀にする
故人がなくなってから、大人数を呼ぶのがめんどくさい、だけど故人は多くの人に自分の葬儀に出席してもらいたいと意見がくいちがったとしましょう。その場合は、生前葬という手段もあります。
生前葬なら、故人も参列者を目の前に、参列してくださった人々にお礼を述べる場もありますし、遺族も気が楽ですよね。そして、実際に故人が亡くなるときは、葬儀はせずに、病院から公営斎場の火葬場まで寝台車で運んでもらい、火葬をして終わるというものです。
公営斎場は人気があるので、多い場合で5~8日待たなくてはならないものの、その場合は、公営斎場の霊安室で待つことをおすすめします。自宅で待機する場合、ドライアイスの補充が必要になりますし、遺族の疲労もかさむからです。

納骨はお墓だけじゃない?現代風納骨法とは?
葬儀のあと、初七日を経て、四十九日が過ぎると、お墓に納骨します。ですが、この期間は結構長いといえます。葬儀が面倒だと思わせる理由はここにもあったんですね。いやいや、四十九日までは魂を無事、天国に送るためには省いてはならないんだと思われるかも知れません。敬虔な仏教信者の場合は、当然だといえます。
ですが、無宗教の場合、お墓だけにこだわる必要はありません。宇宙へ遺骨の一部を散骨する宇宙葬、フランスのモンブラン山に、ヘリコプターから散骨するモンブラン葬、樹木の下にペットと一緒に眠れる樹木葬、海に散骨してもらえる海洋葬などがあります。
これらを利用すれば、お墓に納骨する必要はありませんので、僧侶の読経や戒名も省略することもできます。法事もする必要がありませんので、食事会などの大人数の手配などのめんどくさい手続きも必要ありません。
仏教の場合、お葬式の時だけ、僧侶があらわれて仏教を広めるという目的もあるようです。ですが、仏教を信仰していない場合、仏教徒だろうと推測はされるけれど、特にお寺や神社にあししげく通っていない場合などは、葬儀の時に僧侶の読経で仏教をご近所に広めてもらう必要はなく、現代風な葬儀で終わらせてもいいんです。現代風葬儀は、宗教を超えた自然と人間の一体化を実現しています。

お葬式もシンプルが好まれる時代
常日頃から、ご近所づきあいは必要最低限な現代、お葬式の時だけ、待ってましたと普段疎遠な人々が集うことに対して、うまく対処できる人もいればそうでない人もいます。葬儀がめんどくさいと思う人も、故人の冥福を祈りたいのは、めんどうだと思わない人と同じです。
故人の冥福と、遺族の負担軽減とを合理的にした、現代の葬儀形式も選択肢の1つとしてみるのもいいのではないでしょうか。