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公営斎場でお葬式~お通夜や葬式は平日それとも休日?

公営斎場でお通夜やお葬式をあげる場合、平日または休日どちらにあげるのがいいのでしょうか?休日のほうが参列者が多くなりそうな気はしますね。公営斎場の葬式は休日にあげるべきか平日にあげるべきかをお伝えします。

公営斎場の休日は?
公営斎場では、休日は土日ではありません。一般的に友引の日が休日になっていますし、ほとんどは年末年始が休みになっているようです。友引は六曜(大安、仏滅、先勝、先負、赤口、友引)のうちの1つです。もともと、中国の風水から来ており縁起を表していますが、仏教とは直接的な関わり合いはないようです。
しかし、一般的に六曜はカレンダーにも記されていることが多く、広まっていることもあり、葬儀社としては友引の日に葬式をすると、遺族までもが死者の世界に引き込まれていくのではないかという心配があったために休みとする公営斎場が多いようです。

お通夜は友引の前日には行われない
葬式が友引になってしまう場合、通夜は友引の前日にはしないことになります。結果的に、葬式の日を一日遅らせることになります。友引の日をはぶけば、通夜や葬式が平日の場合、仕事を休んでも開催しなければいけません。一番いいのは故人の死去の日の次の日に通夜をすることだからです。

どうしても土日に行いたい場合は?
公営斎場で、どうしても土日に通夜や葬式をあげたいという場合もあるでしょう。例えば、どうしてもはずせない子供の行事(受験、試合など)と故人の死去が重なった場合などです。一般的に、故人の死去の日の次の日が通夜、その次の日が葬式となります。
例えばこんな場合を想定してみましょう。火曜日に故人が亡くなった場合、水曜日が通夜、木曜日が葬式と火葬ですね。しかし、もしお子様のご予定など、はずせない用事が木曜日の葬式の日と重なったとしましょう。さらに喪主が土日しか休めないなどの事情があったとします。
その場合、土曜日に通夜、日曜日に葬式とすることは可能です。つまり、遺族の意向で通夜や葬儀の日にちをずらすことはできることになります。

土日に公営斎場で通夜・葬式があげられない場合とは?
一般的に、僧侶は土日に法事の予定を入れることが多いそうです。土日に通夜・葬式を公営斎場であげるのには何ら問題はないのですが、僧侶の予定だけは確認しておく必要がありそうです。また、公営斎場の予約が多い時期などでは、故人の死去された日が平日であっても、予約が一杯ということもあります。そうなると日にちがずれていくので、土日も取れないことになってきます。
冬場ですとドライアイスをたくさんつめることで、延期することができますが、夏場の場合、公営斎場の安置室に移動させる必要があることも。その場合、安置室の空き状況も確認しておくことをおすすめします。

親族への対応は?
親族にしてみれば、死去日の次の平日に通夜を上げないことに対して、疑問や不満を持つ方もいるかも知れません。その場合、遺族の都合というよりは公営斎場の予約が取れなかったということにしておけば、円満におさまるのではないでしょうか。