公営斎場の葬儀に参列する事になった場合、受付への到着時間は早いほどいいのでしょうか。
一般参列者として参列する場合、座席の順番もあるので早く到着すれば好きな座席が選べそうです。
しかし、必ずしも公営斎場の葬儀の参列時間は早い方がいいとは限らないようです。
通夜の場合~特に注意
公営斎場で葬儀を行う事は、一生の間に何度もある訳ではありません。
初めての場合、遺族は喪主を中心に通夜や葬儀が無事行われるか不安な面もあるようです。
そして、通夜が始まる1時間前は、当日の打ち合わせをしているようです。
そんな時に、弔問客が多く参列してくると、段取り的に急がなければいけないと思ってしまいがちです。
通夜や葬儀では話しかけない
通夜や葬儀の受付では、喪主はじめ遺族にはこちらからあまり話しかけない方がいいようです。
喪主や遺族はそれぞれ段取りを葬儀会社としており、通夜や葬儀の当日は公営斎場での通夜振る舞い、喪主代表挨拶、受付での香典の会計後の処理など、それぞれ分担をしている場合もあるようです。
そのような場合に、弔問客のすべての人から話しかけられてしまい、さらに話が楽しいので長話になるなどすると遺族間でトラブルになる可能性もあるからです。
15分前がベスト?
通夜や葬儀では、受付に到着し記帳する時間は、公営斎場での葬儀が始まる15分くらい前に参列するのがベストの時間のようです。
15分前なんて、ぎりぎりだと思われるかも知れません。
余裕をもって1時間くらい前には会場入りしておいた方がいいと思われるかも知れません。
しかし、遺族にとってはそれくらいの時間の方が気持ち的に楽なようです。
葬儀での名刺交換はあり?
公営斎場の葬儀には多くの弔問客が訪れる事があるようです。
会社関係の場合、名刺交換が出来る場面に遭遇するかも知れません。
しかし、マナー的には公営斎場での通夜や葬儀での名刺交換は、故人が全く関係ないのでマナー違反となるようです。
公営斎場での葬儀参列~通夜だけでもいい?
公営斎場での通夜や葬儀では、通夜に出席すれば葬儀は欠席しても何ら問題はないようです。
昔は地域全体で通夜と葬儀をしていた事、葬儀会社のサービスを受ける事はなかったために、通夜の準備は地域を挙げて行い葬儀は準備をしていた人も参列するという風潮だったようです。
しかし、最近は核家族化が進み、通夜を省略する世帯もあったり、葬儀と通夜の両方を省略したりする場合もあるようです。
参列する側としては、通夜または葬儀のどちらかに出席すれば問題ないようです。