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格安で葬式をあげたい~場所決めのポイントご紹介

格安の葬式には、いくつかの節約ポイントがあります。手配する場所によっては多額の葬儀代金が請求されてしまうことも。格安で葬式をあげるための場所についてのポイントをお伝えします。

葬式の場所は斎場と火葬場の2つ
葬式の場所は、葬儀をあげる会場と、故人のご遺体を焼く場所の2か所です。一般的に、葬式をあげるためには、まず近隣の葬儀社に連絡しますよね。ですが、ちょっと待ったなんです。実は、葬儀社の中には自社保有の斎場をもっている会社もあります。その場合は、かなり高額の斎場代金をとられることも。
 

公営斎場を探そう
ポイントは公営斎場と提携している葬儀社を選ぶことです。公営斎場は、自社保有の民営斎場よりもかなり格安で葬式が出来るからです。
ただ、お住まいの市町村にないこともあります。東京都では公営斎場は2つしかないので、同じ東京都でも、公営斎場がない市町村の場合は、部外者としての料金を支払わなければいけなくなります。
そうは言っても、民営斎場よりは安くまとめられる場合もあります。さらに、火葬場については、公営斎場併設の火葬場の場合、駅からかなり遠い場所にあることも。その場合は、交通費もかかってしまいますね。

1. 同じ市町村内にある火葬場が併設されている公営斎場

2. 同じ市町村にある火葬場が併設されていない公営斎場&少し離れた場所にある火葬場
→公営斎場は市町村内にあるなら最安値で利用できますが、火葬場が同じ市町村でなければ高めに設定された(部外者用の)使用料を支払うことになります。例えば、ある市町村の火葬場では、同じ市町村なら8,000円で利用できますが、そうでない場合は、28,000円など高額になっています。

3. 民営斎場での一般葬の料金で安いところ(斎場代、火葬代金込み)

4. 同じ市町村にない公営斎場&同じ市町村にない火葬場&交通費
→県境などに住んでいる場合は、隣の県の公営斎場や火葬場を利用するなどですね。この場合は、交通費も斎場代金に入れるのがポイントです。この場合は、近くの民営斎場の格安プランを利用するほうが安くなることも。

1.~4.の中で最も最安値になるように選択していけば、場所については最安値で手配できていることになるのではないでしょうか。

自宅葬と火葬ならよりお得
家族葬が最近流行していますね。必要最低限の故人の親近者だけで行う葬儀のことです。家族葬で公営斎場を利用する場合、小斎場を借ることになります。これよりも格安であげる方法があります。それは、病院生活が長かった、故人の願いなどの理由から、自宅で葬儀場所とする方法です。
昔は自宅葬が多かったようですが、最近またブームになりつつあります。自宅葬なら、家族葬のように斎場を借りる必要がないことから、コストの順位はこうなっています。
・火葬だけの直葬<自宅葬<家族葬<一日葬<一般葬
ですから、場所の代金を格安にしたければ自宅葬も選択肢として取り入れてみるのも1つです。さらに、場所(斎場)を使わないパターンとしては、火葬だけ(直葬)行うプランもあります。お通夜や葬式はないものの、僧侶の読経はオプションで上げる事は出来ます。僧侶の読経の必要の有無によっても葬式の値段は変化していきます。
僧侶の読経ありプランで見積をしたり、読経なしのプランで見積をしたり、料理なしのプランであるなど、格安であげるには節約する場所を決める必要性も出てきますね。
 

まずは葬儀社で見積を
格安の葬式をするためには、見積をご自身で計算されるのも1つですが、葬儀社では5分以内に見積を提示してくれるところもあります。そのためにも、まずはご自身の選択肢をいくつか決めておくことがスムーズな見積の流れになるのではないでしょうか。