余命宣告されたらどうしますか?恐ろしいことですよね。考えただけでパニックになりますよね。どうせ死ぬのだから、欲しい物を買って、食べたいものを食べるなどを全部してみますか?今回は、余命宣告されたら、どう生きるべきかについてお伝えしていきます。
余命宣告をされたTさんのお兄さんの場合
Tさんの兄が余命宣告を受けてしまいました。Tさん一家はお兄さん含めて、全員お兄さんの余命が2年だと知っています。お兄さんは癌でした。お兄さんは家のお金を勝手におろし、高価なものをどんどん買い占めていきました。注意したお父さんに暴力をふるいました。家族はお兄さんが残された余命について、どう生きればいいのか分からないと思っているのだと思い、我慢していました。お兄さんはベッドの横に大量の漫画、雑誌、お菓子やお酒を買い込み、いつも読んでいました。妹のTさんは、余命宣告を受けても、結構体力ってあるものだなと感心していました。
余命宣告は死の断定ではない?
Tさんのお兄さんの気持ち、わかります。私も余命宣告を受ければ、体に悪いと分かっていても大好きなものばかり食べグウタラに暮らしてそうだと思ったからです。グウタラに暮らすことが、余命宣告された人の楽しみであり、目的であればそれはそれでいいと思います。ですが、Tさんのお兄さんの場合はそうではなさそうです。本当はこんなことしたくないという気持ちが垣間見えますからね。医者は血液検査などの結果、死にいたる可能性のある癌などの転移状況で余命宣告をします。同じ病気になった人が、死亡する可能性が高いもの、実際に死亡しているから、余命宣告をせざるおえなくなります。ですが、人はみんな同じ体力で生まれてきていません。人は血液の3分の1の出血があれば死亡すると言われています。ですが、5分の1しか出血していなくても死亡する場合もありますし、逆に半分出血しても死亡しない人もいます。盲腸のような、簡単な手術でも体が弱っていたために、術後の免疫力が低下して死亡することもあります。医者が余命宣告をするのは、今、あなたは死にやすくなっていると言っていると解釈するのはいかがでしょうか?死にやすいけれど、死ぬとは言っていないんですね。実際に癌を治癒した人もいます。私の友人のお父さんは、癌だと宣告されてしまいました。それから毎日マイタケを必ず沢山摂取していたら、なんと癌が消えたといいます。そして友人のお父さんは今も元気で、癌の宣告が嘘のように過ごしておられます。癌は治る癌と、治らない癌があるのではないでしょうか。治る癌はストレスや食生活などから来るものです。外部からくるものですね。もしも余命宣告受けても、治る癌と治らない癌の割合は、人それぞれだと思います。治る癌を完治させれば、余命は伸ばせるのではないでしょうか。ですから、少しでも癌などの病気と闘うために、気持ちを前向きに持つことが、余命宣告を受けた時に一番大切な事だと言えそうです。余命宣告を受けたのだから、どうせ死ぬのだからと諦めモードになり、暴飲暴食、自暴自棄になると治る病気も治らなくなりますから。
1日でも長生きすることのメリットとは?
癌の抗がん剤治療の副作用に耐えられない人もいます。余命宣告を受け、ご本人が精いっぱい生きようと前向きになり、余命2年が10年生きることもあります。逆に努力にもかかわらず、病気が進む場合もあります。末期がんの場合体が弱り、昔の記憶もなくなり、目も見えなくなっていくそうです。その場合は無理に抗がん剤治療をするよりも、痛みを緩和して、QOL(生活の質)を上げ、その人の笑顔を取り戻してあげる方を選択すべきです。作家で重度の自閉症の東田直樹さんが、末期がんから命を取りとめたものの、再発の可能性と向き合っていかなければならない自分に対して、これから不安で仕方がないという悩みに対し、このようにアドバイスされていました。
- どんな状況でも、人は自分の幸せを見つけに行ける力がある
余命宣告を受けてしまっても、人はその中で自分の幸せをまだまだ見つけることが出来るのだと思わせてくれます。人は楽しみがあれば1日でも長生きしたいと思うはずです。明日見たいテレビがある、明日到着するスイーツがある、そんな小さな楽しみも生きる喜びにつながるのです。余命宣告を受けた時は、とにかく楽しく生きることを想像してみてはいかがでしょうか。そうすれば、死にたくなくなりますから。
余命宣告を死と受け止めないこと
余命宣告を受けても、癌の種類、免疫力などで様々なライフスタイルを作ることが出来ます。Tさんのお兄さんのように、これから治るかも知れない場合はご本人と家族で病気と闘うことがポイントですし、病気が抗がん剤などの治療よりも抜きんでた場合は、ご本人が快適になる生活を、延命よりも選ぶべきではないでしょうか。