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公営斎場の葬儀を欠席する場合に出来る事は?香典はどうする?

公営斎場での葬儀をどうしても欠席しなければならない場合があります。そんな時、故人や遺族にお悔やみの気持ちを伝えたい場合、どうすればいいのでしょうか? 香典の必要の有無などにもふれながらお伝えしていきます。

四十九日までなら線香をあげに行く事は出来る?
たとえ公営斎場での葬儀を欠席しなければいけなくなったとしても、四十九日までならお線香をあげに故人の自宅に出向く事は出来るようです。
その場合の訪問なら遺族にも迷惑はかからないので葬儀に出席出来なかったからという理由でお伺いをたてるのは良いようです。その際は供花や香典とは別に、手土産を持参すれば喜ばれるようです。

供花や香典はどうする?
訃報を知った時に欠席する場合でも出来る事はいくつかあります。

○供花
供花を贈る事で名前が公営斎場で公開されるので遺族の目にふれれば欠席したとしても、お悔やみの気持ちを伝える事が出来そうです。まずは葬儀会場で予約を入れる必要があるようです。

○香典
香典は持参するのが基本です。
香典辞退をされていない場合、出席者に預けるのも1つです。しかし、親の場合1~10万円、親戚なら1~5万と高くなっています。預かる側ももしもの場合もありますのであまりお勧め出来ません。
それよりも合同で同封してもらうなどすれば、安全性は高まりますので香典を預かる側も預ける側も気持ちが楽になるのではないでしょうか。
現金書留で後日送付するのも1つです。送料はかかるものの確実に遺族の手に渡りますし、住所や電話番号なども書く事が出来ます。さらに一言お悔やみの気持ちの手紙なども添える事が出来そうです。

通夜や葬儀に遺族の手に直接渡るアイテムは?
弔電は便利な方法です。弔電はそもそも電話のない時代に電話代わりにすぐに気持ちを伝える方法として使われてきました。今は弔電の枠を超えて、生花やブリザードフラワーも一緒に送る事が出来るようです。
供花と弔電をミックスしたサービスなので家族葬や少人数の公営斎場でのお葬式にも活用されているようです。

連絡なしに欠席するのはNG
葬儀は結婚式と違い、出欠の有無を事前確認しないので出欠の自由度は高いと言えそうです。つまり、参列者の自由意思によるものが大きいと言えそうです。
しかし、ご遺族から故人の訃報連絡をもらった場合、都合で行けなかったとしても連絡せずに欠席するのは失礼になるようです。
無断欠席する事は遺族にとれば不安材料になるからです。欠席する事を遺族に伝えるのは心苦しい事ですが、弔電、供花、香典を送る事や、後日線香をあげたい旨を共に伝えれば良いのではないでしょうか。